骨折り損です。

「ホネツギマン」入浴剤騒動とばっちり

 長野県の白骨温泉で入浴剤を混入していた問題が、映画界にも波及した。米映画「ホネツギマン」(監督J・トッド・アンダーソ
ン)は白骨温泉とのタイアップで、10月の公開に合わせてツアーを予定していたが、一連の騒動で中止に。予告編にも白骨温
泉旅館組合長がコメントを寄せており、配給のアルバトロス・フィルムは、差し替えの検討に入るなど困惑気味だ。

 “ホネ”つながりで決まった白骨温泉と「ホネツギマン」のタイアップが、思わぬ騒動であっさりと破たんした。

 「ホネツギマン」は昼は整体師、夜は覆面プロレスラーとして活躍する主人公が、故郷に戻った途端に巻き込まれる波乱の人
生を描く。「ファーゴ」「バーバー」などで知られるコーエン兄弟の弟イーサン(46)が共同脚本として参加しているのも話題だ。

 アルバトロスが「タイトルと違い、健康がテーマの素敵な映画。宣伝展開として、温泉との提携を考えた」と、全国の温泉を調
査。先月初旬にイメージの合った白骨温泉と交渉して快諾を得たため、10月の公開に合わせたJTBによるツアーを計画した。

 チラシにも白骨温泉旅館組合が協力として名を連ね、今月9日から東京・シネセゾン渋谷で上映されている予告編には、小日
向義夫組合長の「ホネツギマンも、うちの温泉に入ればきっと強くなるよ」といったコメントが挿入されている。だが、その直後に
入浴剤の混入が発覚すると、事態は急転した。

 20〜30人を集める予定だったツアーは、即座に中止が決定。募集告知をする前だったため、大きな混乱はなかったが、アル
バトロスは「8年も入浴剤を混入し続けてきたというのに、なんで今になって…」とあぜんとした様子だ。

 さらに、チラシや予告編の差し替えも検討しなければならず、「もともと予算が多い映画ではないので、かなりの打撃になりそ
う」と苦笑い。とんだとばっちりを受けた格好だが、21日までに白骨温泉からの謝罪などはなく、「長野での公開にも影響するか
もしれない。社内は動揺しています」と憤まんやるかたない様子だ。(スポーツニッポン
[7月22日6時3分更新]

思わぬ影響が出ていますねぇ。
「ホネツギマン」+「白骨温泉」の取り合わせは、なかなかうまいものだとは思いますが…
こういう事態になってしまった以上、もうどうしようもないでしょうねぇ…


「ホネツギマン」今後のプロモーションの展開はどうなるんでしょう。心配です。
やっぱり先行きは不透明…ということでしょうか。
映画には罪はないと思われますので、何とかうまくいって欲しいものです。





小泉純一郎氏がやっている「骨抜きの改革*1」あたりと手を組むことになるんでしょうか。


*1:「骨太」でしたっけ?