温蔵庫

残業帰りでもホカホカ料理 シャープ、保温する冷蔵庫

 シャープは25日、てんぷらや煮物といった温かい料理を保温する専用室を備えた、業界初の冷蔵庫を発売すると発表した。「仕事や塾で帰りの遅い家族に温かい料理を食べさせたい」という消費者の要望に応えた。
 家庭用の鍋や大皿が入る大きさの「愛情ホット庫」と名付けた保温室を設けた。手料理や、デパートの地下で買った温かい総菜を55度で最長8時間保温できる。
 シャープは「冷めた料理を電子レンジで温めなおすと、べたついたり硬くなったりするが、保温なら風味が損なわれない」と説明している。
 保温室はスイッチ操作で冷蔵や冷凍、ワイン庫に切り替えることができる。徐々に室温を下げて高温の食材や沸かした麦茶のあら熱を取る機能も持たせた。
 全体の容量は455リットルで、3月11日に発売する。23万8000円の見込み。
共同通信) - 2月25日17時50分更新

今までこういうものがなかったというのが不思議なくらいです。


わたしが想像するに、
保温するというのはそれ程難しい技術ではなさそうな気がするのですが…。
一般的なお総菜屋さんにもこの手のものは置かれていますし。
もしかしたら、設計からして全く違った趣のものなのでしょうか。
それよりも、なぜ電子レンジやオーブンではなく
冷蔵庫にこの機能が付いたのかというのが気になります。
「熱が逃げないようにする」ということに重点が置かれているということでしょうか。


ただ、熱を出す機械というのは一般に電気を多量に必要とするものなので、
その辺が少し気になります。


「温蔵庫」が一家に一台あって当たり前、という時代が来るのかもしれません。