「縦割り行政」で公金が煙に化けてしまいました…

禁煙指針直後に喫煙室、慌てて撤去…兵庫県の研究施設

 今年3月、公共施設の全面禁煙導入を決めた「受動喫煙防止対策指針」を策定した兵庫県が、その1か月後に神戸市中央区にオープンした「県こころのケアセンター」(鉄筋3階建て)に空気清浄機を購入して喫煙室を設け、市民団体の指摘で慌てて撤去していたことが28日、わかった。

 指針をまとめたのも、センターを管理するのも県健康生活部で、市民団体は「部内で連携を取っておらず、公金が無駄になった」とし、近く県に監査請求を行う。

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 同課の山本嘉彦課長は「指針を打ち出した健康増進課と連携を密にすべきだった」と反省するが、同研究会の薗はじめ医師(44)は「連携がなさ過ぎる。そもそもたばこ問題に関心が高ければ、こんなばかげたことは起きない」としている。
(読売新聞) - 9月28日15時0分更新

お粗末、としか言いようがありません。
「連携」以前の問題です。
縦割り行政の典型的な例と言えるでしょう。
普通、「公共施設の全面禁煙」程の決定となれば、多分新聞にも出ていて、
興味のある県民だったらおそらくある程度知っていたのではないかと思います。
まして内部の人間なら推して知るべしです。


ドリフ大爆笑」で、いかりや長介の代役が務まるかもしれません。