またまた金貨の話です。

保有金貨3万枚売却へ 財務省、古銭市場に放出

 財務省は24日、明治3年から昭和7年に発行された金貨3万2683枚を売却すると発表した。
 古銭市場へ放出するなど具体的な売却方法を検討するため「近代金貨の取り扱いに関する研究会」を設置。来年3月末までに結論を出し、2005年度に売却する見通し。残存枚数が少なくて“幻の金貨”と呼ばれる昭和7年発行の「新20円金貨」も68枚含まれており、収集家の関心を集めそうだ。
 同省はこれまで、金貨を日銀の金庫に保管してきた。1987年まで通貨として使えたが、法律改正により今では使い道がないため、放出することにした。
 売却対象となる保有金貨の重さは約225キロ。金として換算すると、約3億円の価値があるという。古銭としての価値があるため売却益は数十億円とみられ、一般会計の歳入に充てる。
共同通信) - 9月24日20時26分更新

2005年度、ということだそうですのでもう少し先の話ではありますが、
マニア垂涎の品が大量に放出されるようです。
こんな「お宝」がまさか日銀の金庫に眠っていたとは…
驚きです。
使うに使えずにいて、置いておいたら無効になってしまったということでしょうか。
まさか何処かの国の政治家みたいに「忘れた」ということはないでしょうし。


これを読んでいる古銭マニアの方、1枚如何ですか?
財政赤字の解決にも少しは役立つかもしれないようです*1


もちろんわたしは買うつもりはありませんが、
歴史的に価値があるものもかなりありそうな気がするので、
もし、博物館辺りで買い取って一般に公開するところがあったら
見に行きたいような気もしています。


*1:まぁ、どうせ焼け石に水でしょうけど