やっぱりテレビではほとんど取り上げられないのですが…

薬物使用で柔道の金はく奪 広瀬の繰り上げはなし

 【アテネ24日共同】国際パラリンピック委員会(IPC)は24日、柔道男子60キロ級(視覚障害)で優勝したセルヒオアルトゥーロ・ペレス(キューバ)がドーピング(薬物使用)違反したため金メダルをはく奪する、と発表した。国際柔道連盟規則に沿って順位の変更はせず、金メダリストはなしで2位の広瀬誠(東京都)は銀メダルのままとなる。
 違反は今大会3件目で、メダルはく奪は初めて。過去には前回シドニー大会で陸上とパワーリフティング勝者のケースがあり、史上3件目のメダルはく奪となった。
 ペレスは18日の決勝で広瀬を優勢で下した後の検査で、禁止薬物の糖質コルチコイドのプレドニソロンに陽性反応を示した。IPCは聴聞会などを開き、体重を増やす効果のあるこの薬物は体重別に分かれている柔道の競技力向上にはつながらないと判断。規則により資格停止にはせずに処分は警告にとどめた。
[ 9月24日 21時19分 更新 ]

ドーピングといえば、先日のアテネオリンピックアヌシュ選手の件は記憶に新しいところです。
先日は、鳩のドーピングの話を取り上げましたが、
障害者の間でもやはりドーピングが大流行のようです。
まぁ、パラリンピックにせよオリンピックにせよ、
競技に参加しているのが人間であることには変わりがないので、
「薬漬け」が広まるのは当然といえば当然なのかも*1しれませんが、
残念な話ではあります。


室伏広治選手は繰り上げで金メダル*2になりましたが、
今回は、そういう措置はなかったようです。
この措置の妥当性についてはいろいろと議論があるかもしれませんが、
いずれにせよ、今後さらにパラリンピックにおけるドーピングに対する監視の目は厳しくなっていくことでしょう。


*1:七日も、という誤変換はいかがなものかと…

*2:金目鯛とはもちろん無関係です。