「機内での語学学習お断り」という注意書きが増えそうです。

厳戒米機「自爆」とメモした邦人拘束…単語学習を誤解

 【ワシントン支局】AP通信によると、シカゴからオハイオ州デイトンに向かっていたユナイテッド航空の旅客機内で1日、英語学習のため「自爆」(suicide bomb)という英単語を書いていた邦人男性(60)がテロリストの疑いをかけられ、警察に一時身柄拘束された。

 警察当局によると、男性は出張のため同機に搭乗中、英字新聞でこの単語を見つけ、後で辞書で調べようとしてメモをとった。ほかの客がそれを見て驚き、乗組員に通報。同機はシカゴのオヘア空港に引き返した。警察は男性を拘束し、ほかの120人の乗客は再検査を受けたが、すぐ誤解と判明し、男性は釈放された。

 米運輸当局は、テロ警戒が高まる中、危険を示唆する行動は運航に支障をきたすと警告している。(読売新聞)
[8月3日13時29分更新]

こういう騒ぎって、最近多いですよねぇ。
顔見知りのパイロットに「Hi! Jack」と挨拶したら、
管制塔の職員がハイジャックと勘違いして大騒ぎになった、という話は有名ですが、
やっぱり社会全体が花瓶過敏になっているんでしょうか?
まぁ、「suicide bomb」という単語を見て通報したくなる気持ちは分からないわけではありませんが…。


今日の教訓:李下に冠を正さず