「金の斧銀の斧」の新解釈

最近思ったことなのですが、童話「金の斧銀の斧」というのは、
今では正直さを教える話として知られていますが、
それは本来、斧などの農具を製造するのに適した素材を教えるための話だったような気がするのです。
つまり、金や銀という素材は柔らか過ぎるため装飾品としては用をなしても、
農具の材料としては不向きなのだ、鉄こそが農具の原料として最も適当である、と。
仮に誰かが金や銀の斧を差し上げる、と申し出ても
それらを選ぶのではなく、あくまでも鉄に拘るべきである、
鉄の斧こそが斧として最高のパフォーマンスを発揮するということではないかと思うのです。
別に証拠があるわけではありませんが、金・銀・鉄の特性を考慮すると、
何となくそんな気がしてくるのです。


まぁ、多分違うと思いますが。