ミステリーサークル?
兵庫 田んぼの土1トン盗難 穴500カ所「どうやって…」
兵庫県三田市桑原の田んぼで、約二百メートル四方にかけスコップで掘られたような穴が約五百カ所見つかった。約一トンにのぼる土が持ち去られたとみられ、農家が三田署に被害届を出したが、関係者は「ガーデニングにでも使うつもりなのか」と戸惑っている。
調べでは、近隣の農家五軒が所有する田んぼのうち、あぜ道に近い場所に集中して、洗面器ほどの大きさの穴が掘られていた。持ち去られた土の量は約一トンと推定される。
同様の被害は三年前から数回あったが、今年一月十日と二月中旬は規模が大きく、さらに三月十日に穴の数が目立って増えた。
現場にはバケツを置いたような跡や、トラックのタイヤ痕もなく「桑原西地区農会」の会長(67)は「いったいどうやって運んだのか」と話していた。
(産経新聞) - 3月15日3時3分更新
現場では、「どうやって」運んだかが話のネタになっているようです。
まぁ、これだけの作業をどうやって行うかというのも興味のあるところではありますが。
しかし、わたしは「どうやって」よりも、「なぜ」が気になります。
こんな土をこれだけ大量に、わざわざ大がかりな作業をして外に持ち出すからには、
それなりの作業が必要になるはずですので、
ちょっと出来心で、と出来る仕事ではありません。
ガーデニング用の土として使うか、
あるいは一人では使い切れない量のようですので、誰かに売るにしても、
田んぼの土というのはあまり使い勝手が良くないのではないかと思われます。
仮に、畑の土ならばガーデニングにも最高でしょうが。
しかし、それにしても個人で使うような量ではありません。
減反の進むご時世ですから、田んぼの土に困っているということもなさそうですし、
もし仮にそういう事情があるなら休耕田にでも頼めば格安で分けて貰えるような気がします。
…謎です。
耕作者を困らせるためぐらいしかわたしには思い浮かびません。
世の中というのは、妙なことが起きるものです。