ヨソ様には見せられない、ということでしょうか。

冬ソナ「ヨン様の家」として使われた民家、公開中止へ

 【ソウル=豊浦潤一】韓国ドラマ「冬のソナタ」の撮影に使われ、観光客に無料公開されている江原道春川市の民家の家主が21日、「観光客への応対に疲れ果てた」として、来年から公開を中止すると春川市に通告した。
 「冬ソナツアー」で町おこし真っ最中の市側は、「引っ越し先として副市長官舎を提供する」と破格の条件まで提示し、公開を続けるよう説得している。 韓国紙などによると、この民家は、劇中ペ・ヨンジュンさん演じる主人公チュンサンの自宅として登場。家主(62)の一家3人が住む本宅と同じ敷地内にある約50平方メートルの離れで、市は6月、家主と月120万ウォン(約12万円)の賃貸契約を交わし、ピアノや机など撮影当時のまま「チュンサンの家」として公開した。
 ところが、旅行社が民家を「冬ソナツアー」に組み込んだこともあり1日平均500人、半年で約10万人もの観光客が訪れる予想外の事態に。家主は、午前9時から午後6時まで、撮影時のぺさんのエピソード披露に追われて家事ができなくなり、過労で倒れたこともあった。観光客の約9割が日本人という。
(読売新聞) - 12月22日20時31分更新

まぁ、わたしの家に突然1日500人の来客が訪れたら…と想像すると、
考えただけでもぞっとします。
一般的に言って、映画のロケ地というのは、
あまり大々的に宣伝されることがないこともあり、
ごく一部の熱心なファンがわざわざ探して訪れる場所であることが普通だと思います。
そのため、この建物を貸し出したときには、この家主はおそらく
こんなに日本人が訪れることになるとは思っていなかったことでしょう。
過労で倒れる、というのも分かるような気がします。


しかし、わたしは特に「冬のソナタ」のファンではありませんが、
そこをあえて無理を承知で、日本国民を代表してお願いいたします。
家主の方には大変申し訳ありませんが、
何とか公開していただけないものですかねぇ。
日本と韓国の間に架けられた貴重な架け橋ですので…。


マナーが悪いから、という理由ではなかったのが一つの救いではあります。