リクエストにお応えして…愛知万博の記念硬貨の話題です。
来年３月開幕の愛・地球博（愛知万博）を記念した貨幣セットの申し込みが殺到し、１８日、大阪市の造幣局で抽選会が行われた。申し込みはがきを前に、貨幣ファン代表の松尾進さん（７０）らが抽選機を操作した。金、銀、金銀セットのうち最高倍率は銀貨（６０００円）の約４６倍。金貨（４万円）は最低の約１５倍だった。
（毎日新聞） - 11月19日0時28分更新
最近この手の検索が多いのでここで扱いたいと思います。
わたしはもちろん買いませんでしたが…
「愛知万博の記念硬貨」を探してここへ来る方は
やっぱり応募したのでしょうか。
それにしても、４６倍とは…すごいですねぇ。
各35000セット販売、ということらしいですので、
単純に計算すれば、35000×46＝1610000件の応募があったことになりますから*1、
日本の全世帯数が約4700万世帯 *2ですので、
29世帯に1世帯がこれに応募した計算になります*3。
わたしの研究室の中にも、１人か２人応募した人がいるのかもしれません。
もちろん、当たったかどうかは別問題ですが。
ちなみに、当たった人ということになると…、
1300世帯に1世帯にこの記念硬貨があることになります。
なお、日本の総人口が約1億2767万人*4
仙台市の人口が 約100.0万人*5ですので、
この仙台市に274枚が存在する計算になります。
…要するにこれを当てるのはかなり難しいことのようです。
しかし、その割りに肝心の、愛知万博の方はまだまだ知名度が足りないようです。
「愛知窮迫」になってしまうのでしょうか…。
なお、ここに造幣局による記事がありますので、よろしければこちらもご覧ください。
*1:応募人数が最も少ない場合を想定します。
*3:海外からの応募もあるかもしれませんが、割合としてはかなり少ないと思われますので、ここでは計算に含めないことにします。
*4:2004年7月1日 住民基本台帳 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/tsuki/
*5:2004年7月末 住民基本台帳 http://www.city.sendai.jp/kikaku/seisaku/toukei/toukeijihou/04.html
