木乃伊取りが木乃伊に…?

森林管理局職員が不法投棄 国有林に自転車など

 九州森林管理局(熊本市)の職員3人が、作業で出た金属くずや自宅の家電製品などを管内の国有林に不法投棄したとして、厳重注意処分を受けていたことが19日、分かった。
 同管理局は「森林を守る立場にありながら国民の信頼と期待を裏切る行為をしてしまい、大変申し訳ない」としている。
 同局によると、2001年に当時30歳代から50歳代の男性職員3人が伐採などした作業現場を撤収する際、地面に深さ3メートルの穴を4つ掘り、休日に自宅からベッドや子供用自転車、冷蔵庫などを持ち込み、金属くずとともに不法投棄して埋めたという。
 別の職員が通報して発覚。事実を認めたため3人と、監督責任として上司2人が02年5月、厳重注意処分を受けた。
 同管理局は3人が撤去費用数十万円を負担し、反省しているとして告訴はしていない。
共同通信) - 11月19日10時42分更新

警官が万引き、という話はだいぶ前にここで触れた覚えがありますが、
その森林版です。
本来なら不法投棄を捕まえる役割であるはずですが、
なぜか不法投棄をする立場になってしまっています。
しかも、わざわざ自宅からゴミを持ち込むとは…
ずいぶん大胆です。


一応不法投棄の実例には何件も立ち会っているはずですから、
さぞかし上手に、ばれないように「不法投棄」をしたのではないかと思います。
しかし、こういう実例を見ているうちに、
自分も不法投棄をしたくなってしまうのでしょうか。


厳重注意というのも、立場と行為を天秤に掛けると、若干甘いような気がします。
やっぱり、本来は不法投棄を取り締まるはずですので…。


不法投棄をするとどうなるか、身をもって示そうとしたんでしょうかねぇ?