馬肉でウマくいった、ということでしょうか。

谷亮子、左足首を馬肉で治した(日刊スポーツ)

 アテネ五輪柔道女子48キロ級代表の谷亮子(28=トヨタ自動車)が4日、東京・講道館で始まった全日本の直前合宿で、23日ぶりに乱取りを再開。左足首の負傷で連覇が危ぶまれていたが、馬肉による冷却療法を取り入れて患部の腫れや内出血が鎮静、驚異的な回復力を見せた。それでも試合日の14日まで練習可能日数は8日だけ。調整遅れをどこまで挽回(ばんかい)できるか、試練はまだまだ続く。
 明るい茶髪を短くそろえた谷は、笑みを浮かべて講道館に姿を現した。ケガした左足を引きずる様子をまったく見せず、すたすたと歩く。「ケガを理由にあきらめられたらどんなに楽かと思った」。会見では谷らしくない弱気発言も飛び出したが、気持ちは連覇へ切り替わっていた。「アテネの金は最大の目標。ケガによって目標をしっかり確認できた」といつもの前向きな姿勢に戻っていた。
 「(回復度合いは)70%ぐらいですかね」と説明した谷は、7月12日の大阪合宿で左足腓(ひ)骨筋けんを損傷して以来、23日ぶりに乱取りもした。集中を高めるために報道陣をシャットアウト。5人の練習相手と汗を流した。「やあっ! 」という声からは、並々ならぬ気合が伝わる。左足首をテーピングとサポーターで固め、1本5分間の実戦練習を7本こなした。
 出口コーチは「他の代表よりも内容の濃い打ち込みや乱取りができた。心配していたが、思った以上に良くなっている。患部はほぼ元に戻っている。驚異的な回復力」と目を丸くした。1日3回、冷却効果のある馬肉を患部に当てたおかげで、練習再開の障害になっていた内出血はひいた。
 得意の背負い投げや内また、体落とし、足技などあらゆる技を試し、足首の可動域を確かめた。「掛けられない技はなかった。普段以上にいろいろな技を掛けていた」と出口コーチ。ケガをしてから10日間は何もできなかった状況を考えれば、大幅な前進といえる。
 しかし、48キロ級は競技初日の14日だ。7日が移動日だから、練習可能な日は8日だけ。調整プランの狂いは否めない。軽めのメニューは試合前日だけで、あとは息の上がるけいこを続けていく。「最後まで戦い抜く。治っても治らなくても試合はする」。現地には練習相手や身の回りの世話をする付き人が大挙して5人帯同、主治医も同行する。万全のサポートを受けて、谷は悲壮な決意でアテネに向かう。【岡山俊明】
[ 8月5日 9時31分 更新 ]

最初、このタイトルを見たときには、
馬刺しを食べるとケガの治りが速くなる、と思ったのですが、
中身を読んでみるとどうも違ったようで…




肉を幹部患部に当てるのですね…。



でも、使用後の馬肉は…やっぱり馬刺しなり煮るなり焼くなりして
おいしく頂いたことでしょう。多分。